【急増する訪日外国人】必要なのは「指さし会話」だ!
的外れなインバウンド対策
前回、急増する訪日外国人が感じている不満について解説しました。
英語が話せる日本人は少なく、外国人にきちんとした接客ができていないのが現状です。
しかし、インバウンド対策を行なっているかどうか、実際に飲食店や小売店に調査をしてみると、「きちんと対応している」と回答する店は少なくありません。
では、実際にどのような対応をしているのかと言えば、「社員に語学研修を受けさせている」というケースが圧倒的に多いようです。(弊社調べ)
ただ、語学研修で外国人接客がすぐにできるようになるかといえば、そんなことはあり得ません。
語学を習得するには、多くの時間を要するものだからです。
研修中の数時間だけ他言語を学んでも、それ以外の時間に日本語ばかり話しているようでは、語学力はまったく上達しないのです。
また、手軽なインバウンド対策として、店内の案内に英語を表記しているお店も多くあります。
しかし、案内に英語を表記したところで、その案内に書いてあること以外、外国人には何も伝わりません。
いざ外国人に何かを訊ねられたときや、あるいは外国人に何かを伝えたいときに、まったく役に立たないのです。
それでは実用的とは言えません。
いますぐ役立つインバウンド対策
平成32(2020)年の東京オリンピック開催が決まって以来、日本では、やたらと“おもてなし”という言葉が使われるようになりました。
ただ、外国人には“もてなしてもらいたい”という期待はまったくありません。
なぜなら“おもてなし”とは日本独自の文化であり、外国人は実際に日本を訪れるまで実感できるものではないからです。
では、外国人がどのようなことを期待しているかといえば、やはり「街中で道を訊ねたら教えてほしい」とか、「レストランで注文を間違えないでほしい」、「お店でスムーズに会計をしてほしい」というような、当たり前のことばかり望んでいるのです。
しかし、私たち日本人はそれができているでしょうか。
前回の記事でも書いたとおり、約72%の日本人が英語を苦手に感じているのが現状です。
実はまったくインバウンド対策ができていないと言っても過言ではないのでしょう。
「指さし」は最強のツール
日本はいま、観光業で大きなチャンスを迎えています。
だからこそ、いますぐしっかりとした対策を取るべきであることは明白ですが、東京オリンピック開催まで3年を切っています。
ゆっくりとインバウンド対策を考えている時間などないのです。
では、どうすればよいのか。
英語が話せなくても、外国人と気軽にコミュニケーションが取れる方法がひとつだけあります。
それは情報センター出版局が自信を持って制作する「指さし会話」です。
いますぐ使えるのが魅力
弊社では平成8(1996)年、『旅の指さし会話帳』を刊行しました。
第1巻の「タイ」から最新巻の「イスラエル」まで全82巻刊行した人気シリーズです。
『旅の指さし会話帳』シリーズは、語学の苦手な人でも旅先でぶっつけ本番で会話が楽しめるように、ありとあらゆる工夫をした「旅行会話集」です。
自己紹介やホテルでのチェックイン、タクシー乗車時、あるいはトラブルに巻き込まれたときなど、旅先で想定される各シチュエーションごとにフレーズをまとめており、伝えたいフレーズを指さしして見せることで、相手に自分の意思を伝えられるというすぐれものです。
実際に使った方からは「本当に役に立った」というはがきをたくさんいただきます。現地で友達ができた方、食事に招かれた方、旅行中に基本的な言葉を覚えた方……そんな方がたくさんいるのです。
刊行以来、多くの方から絶大なご支持をいただいており、シリーズ累計510万部を突破しました。
そしてこの『旅の指さし会話帳』のコンセプトを逆転させ、海外旅行のための会話集ではなく、日本に来た外国人を応対するために作ったのフレーズ集が「指さし会話」です。
『旅の指さし会話帳』シリーズのノウハウを最大限に活かし、語学が苦手な人でも“ぶっつけ本番で接客できる”フレーズ集に仕上げています。
ご依頼をいただいたクライアント様のニーズに合ったフレーズを掲載する“オリジナル”の「指さし会話」を制作するため、飲食店や小売店はもちろん、交通機関や自治体など、どんな業種にも適応させることができます。
「いらっしゃいませ」や「お会計は〇〇円です」といったお決まりのフレーズを掲載、外国人のお客様に指さしして見せることで、誰でも円滑にコミュニケーションが取れるようになるのです。
実際に「指さし会話」を導入された店舗様からは、「注文時の混乱が解消された」「スムーズに会計できるようになった」という反響をたくさん頂いています。
慣れがエキスパートへの第一歩
コミュニケーションとは感覚的なものです。ときには正確に伝えなければならないこともありますが、最も大切なのは、外国人と向き合うことです。
たとえ英語が話せなくても、なんとかお客様の言っていることを理解しようとする姿勢、あるいは自分の意思を伝えようとする姿勢、それを表すことで、外国人観光客は必ず“おもてなし”の心を感じてくれるものです。
日頃、外国人と話す機会がないため、ハードルが高いのではないかと感じる方は多いでしょう。
しかし、外国人とのコミュニケーションで大切なのは、まずはそのハードルを低くすることなのです。
外国人は怖くないということを自覚して、「指さし会話」を使って積極的に話しかけることをおすすめします。
それが何よりのインバウンド対策です。
初めはドキドキするかもしれませんが、すぐに外国人接客が楽しいと感じることになるでしょう。
【 オリジナル制作 】言葉を厳選してカスタマイズします
企業ロゴマークや地図やフロアマップなどオリジナルでカスタマイズしてお作りいただけます。アプリ、指さしシート、ちびゆびなどご利用にあったプランをご提案いたします。
店舗等でのご活用のほか、社員・スタッフの方向けの語学教育ツールやお客様に配布するノベルティにも最適です。
【オリジナル制作商品】
指さし会話シート、アプリ(iOS,Android)、ポケットマップ、ちび指さし会話、音声ペン、パンフレット、クリアケース、手帳、カレンダー、時刻表、マップなど
オリジナル指さし会話制作について
■指さし会話帳について
話したい単語を相手に見せながら指さすだけで、世界中の人たちとコミュニケーションがとれる!
書籍累計 510 万部突破のベストセラー旅行会話集『旅の指さし会話帳』、アプリシリーズ累計 370 万ダウンロードを超える旅行会話ツールの決定版です。
現在は旅行会話だけでなく、インバウンド対策ツールとしても力を入れています。